私の老後は、、、

老後を考えマンションへ、この決断は正解だった?

二世帯住宅の売却はやはり厳しかった


マンション生活のお話をするのは後にして

先に戸建て売却の話をしますね。


完全分離の二世帯住宅だった我が家。

内の階段で一階と二階が行き来できるように

なってましたが、玄関も何もかも2つありで

購入する方はかなり限られてくると

思いました。


SUUMOやat homeに掲載されてから

お気に入りに登録はされてはいくものの

問い合わせさえも殆どない状態が続きました。

まれーに内見の予約が入って期待しても

残念な結果ばかり。


ちなみに我が家は屋根と壁の塗装は前年度に

済ませていたのですが(その頃はまだ

暫く住むつもりだったのと、近年の

異常気象で恐ろしい程の暴風雨が何度かあり

近所の屋根が飛んできたり、飛んだのを

聞いた為、塗り直しをしたのですが

家を購入される方にはその点はとても

お得だったと思います)


あまりにも動きが悪くて不安でいっぱいな時

不動産屋さんからオープンハウスの提案を

されました。


本音を言えば、自分達が住んでた所を

興味本位だけで来る人に見られたくない。

でも売り出してから4ヶ月が経ち、私達も

焦ってきていたので、お願いする事に

しました。


週末オープンハウスをしていただいて

ようやく見に来て下さる方はいたものの

殆どが近所の「興味」だけの人達。 

多分、北欧のハウスメーカーの家の中が

見てみたかったのでしょうね。


時々遠くから見に来て下さる方もいましたが

なかなか良いご縁には繋がらず

オープンハウスの結果を聞くたびに

心折れそうになりました。


さて、どうするか。

このままの値段で動きを待つには精神的に

疲れました。


不動産屋さんからは、まずは少し価格を

落として1ヶ月ほど様子をみて

動きがないようだったらまた少し落しては

どうかと、、、。


この時に、私達も考えに考えたんです。


いつまでもダラダラと売れない物件として

ネットに掲載されてるより、まずは動きが

ほしい。

それに以前査定に来ていただいた不動産屋さん

から◯千万の壁があるというお話を聞いた

事があったのです。


例えばですが、2000万以内で探している人が

ボリュームゾーンとしている地域であれば

2200万の物件は避ける人が多いんです。

その人達には2000万が大きな壁となるわけで

そこで1980万で出すと、沢山の人の目に

とまるんです。

(2000万というのはあくまでも例えで

我が家の金額とは全く違います)


確かに私達もマンションを買う時に 

超えられない壁となる値段がありました。


なので我が家のある地域での価格の壁を考え

その壁を超えない価格に設定し直しました。


GWに内見に来ていただけるように期待を

込めて、4月末に価格を下げました。


今から思うと、その時にお世話になってた

不動産屋さんの言うように、まずは少し

価格を落として様子をみるのでも良かった

かな?って思います。



家が売れるまでは、風通しと水通し

それから庭の草むしりなどに、月に一度は

通っていたので、何となく別荘に来てる

感じで家がありました。


疲れたら、床の上に寝転んで空を見てたり。


家が売れないのは困るけど、私にとっては

マンションで感じてる寂しさを、自分達の

家がまだあるという事で、あの頃の心の

バランスをとっていたように思います。


戸建てに来ると近所の人とお喋りしてたり

ワン友さんに会ったりもしてたし。